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 | 新書 人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか 著者名:高城 剛 | 
 | 2012-08-20 佐藤洋征さん 海外 昨年訪れたサン・セバスチャンと銘打った本でしたので購入したのですが、この街のことだけではなく自分自身の仕事である訪日旅行に関する記載に大変興味深く拝読させていただきました。海外で日本行きを売るということを生業にしていることもあり、共感を覚える事も多く色々と考えされられる一冊でした。スペインと日本の訪日に関する取り組みの比較が書かれていますが、在欧15年以上の経験から思うに、日本の存在感がない為及びなくなってきている為、選択肢として上がらないのが大きいです。日本製品を利用しない人はいなくても、それを作っている日本人に着いては何も知りません。そのため、日本行きという発想に繋がらないのです。そこは良い点悪い点含め存在感の大きいスペインとの大きな違いです。観光庁にも色々問題があるのかもしれませんが、それ以前に日本の存在感をいかに高めるかという事を感じさせられました。今後の作品に期待しております。
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