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 | 新書 なぜ日本人は、最悪の事態を想定できないのか 著者名:井沢元彦 | 
 | 2012-09-28 ワイルドビーストさん 新潟県 さて、ベストセラー嫌いの私が、逆説の日本史の著者である井沢氏の虜になったのはある隔週誌のコラムを読んでからだ。そこには、今まで私が歴史上、疑問や不思議に思っていた事などが悉く解決し、納得する文章があった。歴史学の三大欠陥や言霊信仰が、まさににそれだった。そして言霊信仰は危機管理を鈍らせ、安全、安心、平和・・・と唱えていれば良い、悪い事を想定してはいけない。でも悪い事は想定しなくては未然に防げない、国内の災害だって想定内でなくてはいけない。悪い事はいつ何時だって起こるのだ。そして、国の防衛だって自国の軍隊で守るもの、他国に頼るものではない。自衛隊ではなく国防軍にするべきだ。まさに今!尖閣の防衛、竹島が乗っ取られたのも皆この日本人の言霊信仰の影響である事を全国民が知る事が大切で、そこからの脱却が急務である。そのために是非一度読んで欲しい。必ず納得できるはずである。ちなみに私も右翼ではない。
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