2013-01-25 菊野 伸之さん 東京都
強烈なインパクトを与える題名に魅了され、購入した甲斐がありました。幕末の儒学者である佐藤一斎が42才〜82歳までの40年間に書き残したという「言志四録」の中で、著者が採録された条項は、まさに人生を充実させるための必須事項がちりばめられており、自らを戒め、心を平常心に保つ術を多く供給してくれました。特に最後の「死を受け入れる感覚」は、日々の物事を一生懸命に行うことで、自然と培われていくものだおという教えは、全くそのとうりだと感じ入りました。一瞬一瞬を大切にすることの重要性を改めて認識させてくれると同時に、自らの死生観を見つめなおす機会を与えてくれた本書を座右の書にさせて頂きます。
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