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「夫婦」という幻想
著者名:斎藤 学

2013-04-01 行方なめこさん 東京都
まだ二十歳になったばかりである私が夫婦について書かれた本の書評をするなど、おかしな話かも知れませんがご勘弁下さい。男女の考え方の違いや、日本の社会制度の問題など分かりやすく書いてあり勉強になりました。日本の男性は本当に無意識のうちに料理掃除は女がして当然だと思っているのだと、学生生活の中でよく思い知らされることがあります。友人の家に男女で遊びに言っても男性陣は談笑しているだけで、せかせかと周りを片付けたり鍋の用意をするのは必ず女性だからです。そのことを不公平だと思いつつも、所謂“女子力”の低い女と言われるのは屈辱なので何も言わずに世話をするのです。しかし逆に女性は家事ができてしまえば生きていけるのだから、それがつまらないものだとしても男性からしてみれば楽な人生を送っているように見えるのでしょうね。

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