2013-06-09 杉田時男さん 東京都 日・韓両国の文化および政治等について学者としてとても冷静かつ客観的に分析がなされている点にとても魅力を感じた。韓国人として日本に長年住み、両国の実情に通じている著者だからこそ書けた内容であると感じた。
以下の記述は、とても目を引く内容であるし、日韓両国の比較から、将来の日本の行くべき道も明らかになるように思った。
「日本という国はいつからか、政治的な対立軸がないままにきたのです。---このことは、ある意味では日本が戦後、成し遂げた最も大きな成果であると言ってよいでしょう。その一方でーーー肝心な社会の力動性を失ってしまったと言えるかもしれません。」
「現在の日本が政治的な対立軸がない」と言う著者の現代日本の政治に対する評価は、自民・社会の2政党がイデオロギー対立に基づく不毛な論争をつづけていた時代からすると隔世の感がある。
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