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| 文芸書(文庫を除く) くるすの残光 いえす再臨 著者名:仁木英之 |
| 2013-07-02 かめ1号さん 山形県 くるすの残光の表紙に引かれて、手に取ったのが出会いでした。それまで
仁木英之さんの事は知りませんでした。表紙の印象道理にとてもおもしろい内容だったので、「僕僕先生シリーズ」や「夕陽の梨」など仁木先生の本を読み漁りました。そして第二弾に続く、くるすの残光第三弾が発売されたのを知ったので、楽しみにして読み始めました。この物語の土台が弾圧された切支丹の物語であり、島原の乱で死んだ天草四朗の復活の事なので、歴史からいっても
結末は到底、しあわせとは考えられないと思っています。でも寅太郎や四朗の
能力を受け継いだ者たちが懸命に生きているのを感じると、奇跡を信じたい気持ちになってしまいます。次回作が待ちどうしいです。楽しみにしています。
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