2013-07-30 虚空さん 大阪府 高校生です。
新型出産前診断と「命の選択」を読んでの率直な気持ちは、怖いというものです。私は子供が欲しいと思った事がないので出産についてはあまり感じるものがなかったのですが、癌などは身近に感じました。自分自身が癌の可能性があると宣告されたら、まぁショックはショックだと思いますが死んだらそれが寿命だと納得できます。しかし、親や兄弟などがそのような状況になった時にアドバイスを求められたり、決断を下さなければならないようになってしまったら、どのような選択をしても後悔しか残らないと考えます。もし、本当に癌になってしまって亡くなったら、決断を下した自分は殺人を犯したと感じ、深い深い傷が残ると思います。
選択が沢山あるだけ苦しみは増えると感じました。
私には、経過観察の病気があります。採血などを行っていましたが、今はしていません。それは、事前に何か出来る事はないのですが、もしなる可能性があるという事を知らなければ、悩まずに済んだと思います。しかし、それを知れた事によって発病してないかも知れません。しかも、何度も悩んだ事により健康な体では感じる事が出来ない物を得られたと感じます。
結局の所何がいいか悪いかは自分の気持ちで、本書にもあるように自分の気持ちというのは時と場合によって様々変わります。その時々に自分の納得するもの、納得出来なければ後悔したらいいと感じます。それを選んで、その決断をフォローする機関があり、個人個人が責任を持ち倫理の部分も考えながらやっていくといいと感じました。
稚拙な文章で申し訳ないです。
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