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文芸書(文庫を除く)
ライオンの棲む街 〜平塚おんな探偵の事件簿1〜
著者名:東川篤哉

2013-08-17 のびPさん 神奈川県
ねえねえ、東川さんって平塚に住んでいたの?それとも、わざわざこの平塚くんだりまで取材にやって来たのですか?....にしても、細かい。このパッとしない街をあちこち歩いたんですかねえ。何が言いたいのかというと、四十数年間、ドップリ平塚に暮らしてる私を「生野エルザ探偵事務所」は大体この辺、事件のあった場所はあの辺りだな、今度確認して来よう!...なんて思わせるほどシッカリと、平塚の寂れゆく状況も描きつつ、東川さんはなぜ小説にしてくださったのかという素直な疑問です。東川さんがどんな所に興味を持って下さったのかはわかりませんが、平塚市民はわが町でつぎつぎと事件が起きるのを楽しみにしています。それからエルザのあの口調!モロに平塚言葉で、ほかの地域の皆さんが「平塚の人間はあんな風にしゃべるのか」...と思われるでしょうが、若い人でああいった話し方をする人はあまりいません。スマップの中居君...あの方は平塚ではないけれど、話し方がとっても似ていて、まあ、あの世代くらいまででしょうね。でも、イヤじゃないんです。むしろ懐かしく、うれしくて「雌ライオンよ、もっとほえろ!」なんてワクワクしちゃいます。多少なりともジモト愛を持っている私としましては、じっくりと読み返してみて事件現場マップを作ってみたいなあなんて思ってみたりして...誰か一緒に自転車こいで、現場の取材に行かない?まだ暑いけど。



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