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 | 一般書籍(小説を除く) 明治のサーカス芸人はなぜロシアに消えたのか 著者名:大島幹雄 | 
 | 2013-10-15 有友紗哉香さん 岡山県 何といっても題名に惹かれた。「明治」という時代にも「サーカス芸人」という響きも哀愁とロマンにみちあふれている。合成かと思われる写真と言い、いったいどんな内容だろうか。
ドキドキしながらページをめくった。閉塞感と情熱。愛情と厳しさ。アンビバレンスな事実や感情が、交錯しながら、絡みあいながら、あたかも濃い霧が晴れるごとくに事実が明らかになっていく過程は、美しくまた残酷でもあった。
あくまで冷静な視点で描かれているものの、ミステリーとしても十分楽しめた一冊である。
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