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黄金文庫
救心録 善人は、なぜまわりの人を不幸にするのか
著者名:曽野綾子

2013-11-13 百合香さん 東京都
私は、人にお節介をしてしまう事が多く、自分が良かれと思ってしていた事が実は人に迷惑をかけたり傷つけてしまった事もあるのではないかと考え
この本を購入しました。
 この本の内容では、相手の立場や求めているものを調べ考えてから行動しないと逆に不幸にさせる事もあると書いてありました。
しかし、私の中では今の日本では自分さえよければ良いという利己的な人が多い中、人のために何かしてあげたり喜んでほしいという気持ちの部分は貴重であり、とても大事だと思います。
例え、それが自己満足になってしまったとしても、人に対して親切にしたり思いやりを持つという動機は大切です。ストレートに「迷惑だ、困る」といったら相手に喜んでほしくて贈りものをしたり何か行動をしてくれた人に対して傷つけてしまい、親切をする事がこわくなってしまう気がするのです。
世の中、家族でも分かり合えなくて喧嘩する中、他人の事になんて尚更分かりません。自分がした善意が100㌫正解がどうか分かりませんし、求めているものもそこまで深くは分かりにくいです。
しかし、優しい人間というのは貴重です。例え、アフリカのバザーに出す刺繍が下手で売り物にならない技術でも、人のために何かしたいという気持ちで時間をかけた事は大切な事だと思います。下手といわず言い方があると思います。
私は、人から親切にされて困った事もあった。しかし、その気持ちは嬉しく思うので必ず御礼を言います。それから、実は、○○が苦手で・・・。この色の方が好きで・・・、でも気持ちは嬉しいと素直に伝えます。
人の善意をないがしろにするという事はあまり好きではありません。
人の親切で助けられたという事も実際に多いと思います。何もしない事より勇気をもってしてくれた事や優しさは身にしみます。
しかし、自分を犠牲にしてでも相手に尽くすという事は違うと思うので自分でできる範囲で人様に恩返しするというバランスを保つことが重要ですよね。
 また、善人が傷つかないためにも世の中には裏と表があるという事を認識する大切さは分かります。
世の中良い人ばかりで悪人もいます。その危険の人までにも親切にしたり仲良くするのは筋違いですよね。自分や周りの大切な人を守るためにも見極める力、悪人とは関わらないという事が大事です。その事はこれから人生をわたっていくためにも教えとなる事だなと思いました。

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