2014-03-24 秋田恭宏さん 岡山県 私は以前より、太平洋戦争で日本が負けた理由は、石油をアメリカが売ってくれなくなった、と簡単に理解していました。
しかし、石油の産出する量や産出場所がどこであるか、また石油が世界でどのように支配されているかの実態を考えることがなかった。このような知識の中で、今まで戦争関連の様々な書物を多く読みました。しかし、読んでも何か知識がスッキリしない気分が続いている状態でした。
先日この著書をネットで知り、直ぐに本屋で求めアッという間に読み切りました。太平洋戦争当時の日本は、石油などエネルギーが少ないのに戦争に必要な軍艦の製造を第一に考えていたのだろうか。
気分がスッキリしました。もう一度、読み返して気に入った事項にあちこちと、赤線を引きました。エネルギー事情が国の豊かさを左右しているし、石炭から石油、シェールガスや原子力発電の時代になっていること等よく理解できました。
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