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 | 文芸書(文庫を除く) はじめてだらけの夏休み 著者名:唯野未歩子/渡邉良重 | 
 | 2014-06-04 コイルさん 沖縄県 何気なく手に取った本でした。
どんどん引き込まれて一気に読んでしまいました。
母親を突き放すことへの罪悪感。
父親を小馬鹿にする気持ち。
怒りや、さみしさや悔しさが渦を巻いているのに口に出すことをためらう葉太の胸の内にとても共感しました。
大人の事情の中で自分の人生を生きる子こどもの健気さが感動的です。
両親も決して完璧でなく、弱い一つの人間なんだということを葉太は感じたと思います。
とはいえ、母親を迎えに行った時のシーンはリアルで悲しく健気で忘れられません。
とてもいい本に出会えました。
自分をなぞるようでした。
ありがとうございます。
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