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祥伝社文庫
竜の涙 ばんざい屋の夜
著者名:柴田よしき

2014-06-22 奥西利喜(青葉太郎)さん 岐阜県
工場勤務から都会勤務に転勤、慣れない通勤地獄と管理部門にありがちな重圧、関係先の接待、上司や同僚との付合い、心身ともに休まる空間はありませんでした。ある日、帰宅途中で田舎風の居酒屋を発見、看板には「一元の客はお断り」、諦めようと思いつつも意を決して暖簾を開けて恐るおそる「お世話になれませんか」と声をかけると運がいことにカウウンターを指定されました。冬の霙が降っている日がこの居酒屋とのお付き合いが始まりでした。10席のカウンターで女将の名古屋風手料理をいただきました。締めはお味噌汁が定番。手頃な値段で2時間ほど引き揚げていました。昔堅気の70代の老夫婦が営むお店でしたが愚痴や悩みを聞いては的確なアドバイスをいただきましかた。お陰様で無事定年まで勤務。「ばんざい屋」を読みつつ懐かしさに浸りました。年賀状のやり取りはありますが都市再開発で閉店しました。残念です!                                   

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