2014-09-26 simple lifeさん 茨城県 「リベラル離れ」が進む日本について、その社会的背景、リベラル派自身の問題点と生き残り策が、興味深い視点からわかり易く書かれており「なるほど」と感心しました。特に、「清貧思想がリベラル離れを加速する」という指摘は、私自身がかつて環境保護活動に参加した時に感じ、離れるきっかけになったことであり説得力がありました。生き残り策の決定打は、難しいと思えます。むしろリベラル派としてどうしても生き残るのだと意気込まないで、リベラル、反リベラルの枠を越えて、シンプルで汎用性がある価値観を共有して日本社会の未来を明るいもの、暖かいものにしていくということは考えられないでしょうか。具体的には、例えば「弱いものいじめはしない(弱い者は守る)」「人に迷惑をかけてはならない(≠自分さえよければいい)」「違いを認め、尊重する」を拠り所にすることが挙げられます。これらの価値観を活動として展開していく過程で、自ずと一つ目は、格差是正、再配分、反貧困、反差別につながり、二つ目は、環境保護、反原発、反戦に、三つ目は、異なる意見にも耳を傾ける、行き過ぎた自国主義の是正などにつながるのではないでしょうか。
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