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防衛大学校で、戦争と安全保障をどう学んだか
著者名:杉井 敦/星野了俊

2014-09-28 和田俊輔さん 千葉県
杉井敦、星野了俊の両氏が防大を卒業したにもかかわらず、軍事面でのオピニオンリーダーになるべく、自衛隊を退官したことに先ず驚きました。又、巷間防大の規律正しい生活は報じられることはありましたが、文系学科に於いて大変レベルの高い教育が為されていることにも驚きを禁じえません。書籍の内容は、表題の通り「防衛大学で、戦争と安全保障をどう学んだか」について詳細に記載されています。但し、表題と離れた内容になる、「第五章これからも日本は、平和主義をつらぬく?」の章は、結論が常識の範囲を超えず平板な印象を持ちました。
いずれにせよ、自衛官としての実務には少ない経験しかない著者ですが、深い問題意識によりこれを克服してもらい、軍事に係る発言を期待します。
軍事に関わったことが無い「反戦評論家」を「軍事評論家」なとど言わせない日本になることが必要かと。

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