2014-09-28 フジワラ キノ子さん 宮城県 遅かれ、早かれ人は最期に向かって日々を過ごしていくもの。その期に、自分は戸田秋谷のように、の世に未練がないと言い切れるだろうか・・・。読み終わった後、優しさに包まれた清々しい気持ちと、ピリッと自分を律する気持ちに出会えた。30歳、色々抱える物が増える今この時期に読むことができてよかったと心から思った。
壇野庄三郎という平均的な感情をもった登場人物がいたのもよかった。彼が自分の心を代弁してくれているようで大変読みやすかったし感情移入もしやすかった。
それにしても、優しさと正しさはなんて力強くて、かっこいいものなんでしょう。戸田秋谷ほど理想の男性はいないと思った。
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