2014-12-25 まゆはるさん 千葉県 時代小説、というのかな。
史実ではなく、フィクション。
登場人物、藩やら農民やらがわんさか出てきて、
誰がどういう立場だったかわからなくなる。
過去に飛んだり戻ったり、複雑な筋立てになっている。
しかしまあ、そういう細かいところは読み飛ばしてしまえばいい。
所詮100%理解して読み進めることなど不可能だし無意味。
この小説の本質は主人公戸田秋谷の心もち、これさえわかればよろしい。
こんな人間がいるのか、いやしかしいて欲しい。
そう思えるだけで読む価値があろうというもの。
・・・でもまあ、ちょっと伏線、というか、仕込みが複雑すぎる感はある。
そもそも十年後の切腹を命ずるなんてことはあり得ないと思うのだ。
人の寿命なんてわからないのに。
この辺は小説といえども現実的でなさすぎる気はする。
まあいいや。
それにしても秋谷の人間性、周りの人の考えも変える影響力。
そのあたりが読者にも及べばよしとしたい。
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