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ジャンル・タイトル・著者名
小説(文庫を除く)
木暮荘物語
著者名:三浦しをん

2015-03-04 再田恵利子さん 兵庫県
タイトルと、小泉今日子さんのコピーにひかれて購入。なんとなくほのぼのとした内容を期待したが、見事に裏切られた。いつもの歯に衣着せぬ三浦節にノックダウンである。人間は、なんとドロドロしたものを内面にかかえているのだろう。普通に見える花屋の従業員も店主も、大家も、女子大生も、カメラマンも。とても生々しいのだけれど、読後はすがすがしい。特に私は、ラストの並木の話が好きだ。花屋の従業員の繭に振られたあと、新しい恋に落ちるのだが、その相手が実は・・・これは、とても驚きと、納得の内容であった。

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