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ジャンル・タイトル・著者名
文芸書(文庫を除く)
騙し絵
著者名:犬飼六岐

2015-05-05 まさおちゃんさん 群馬県
人には表の顔、裏の顔または本音と建て前のようなものがあって、無意識または意識的にそれを使い分けて、その時々の時代を懸命に生きている。ここに登場する正吉は頭の弱い父親と二人暮らしだが、悪口、陰口をたたかれながらも、周囲の人間の表、裏をすべて承知しているかのように、一生懸命生きている。人が生きて行くうえで、大切なものは何なのか。正直に生きていくことの素晴らしさを教えてくれる一冊です。

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