2015-05-23 斉藤あかねさん 東京都 まずタイトルに惹かれて読み始めた。
「小暮荘物語」…
最近、群ようこ著「れんげ荘」、中島京子著「小さいおうち」と、昭和の雰囲気ただよう小説を連続で読み、ほのぼのした気持ちなった。「小暮荘物語」にも、懐かしい温かい雰囲気が詰まっいてると期待して、わくわくしながら読み始めた。
ところが、登場人物はまともでない人ばかり。ほのぼのとは程遠かった。
しかし読み進めていくうちに、この友達にはなりたくないと思った登場人物達の思考って、もししたら私達の根底に潜んでる欲望や願いを、そのまま表に出して生きている人なのかもしれない!と思い始めた。
だんだん彼らが愛おしくなり、ラストでは幸せになってほしい!と願う気持ちに変わっていた。
三浦しをんさんは凄い!
一癖も二癖もある人達を愛おしくさせる表現力。
ああ、これからまた三浦しをんさんの本を立て続けに読む日々なのだろうな。
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