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新書
国家と官僚
著者名:原 英史

2015-06-17 のりさん 神奈川県
とても読みやすい内容で、一気に読むことができました。
本書では、官僚制の問題や在り方について提起されていますが、これは地方公務員も含め、すべての「役所の公務員」に言えることではないでしょうか。
著者が、国、民間、地方自治体にいた経験があることもあり、公務員の思考や、官僚制、公務員制度及び公務員のミニ政治家化の問題点などについて鋭く指摘されています。
しかしながら、官僚、公務員、役人の用語の違い及び成り立ち、キャリアとノンキャリアの違いとは、事務官と技官の違いなど、公務員について詳しくない方が疑問に持つ点にも触れられていて、誰でも取っ掛かりやすい内容となっています。

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