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新聞と日本人
著者名:井沢元彦

2015-07-23 豊田 健一さん 神奈川県
私の亡き父親は、日本より派遣された鉄道職員の子供として京城駅鉄道官舎で過ごした経験を持ち、終戦まで朝鮮京城に住んでおりました。
その事から私は幼い時より当時の父の体験を聞いてきましたが、同時期かの地に支局をおいていた朝日新聞、毎日新聞は、父ら引き揚げ日本人なら記憶している、沖縄戦前より始まったアメリカ軍上陸に備えた朝鮮半島での大規模な疎開と日本軍部隊の移動、また終戦時から起きた朝鮮人による大規模な日本人狩りを報道せず隠し続けるのでしょうか。
日本の法律が適用され警察官や弁護士までいたあの地で何があったのか、その事を正確に知る事は昨今問題になっています韓国との歴史認識問題、安全保障の問題や沖縄の基地問題に影響を与えるであろう事は明白であろうかと思います。
新聞はどうしてその事を隠し続け慰安婦問題の捏造に手を染めていったのか、ぜひ次著ではその部分を掘り下げていただきたいものです。

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