2015-11-13 吉倉忠夫さん 埼玉県 家族全員が猫好きで、今我が家には二匹の猫がいて、もちろん去勢、避妊手術は済んでいて、室内飼いでという環境を維持しつつ、では、今我が家にいるこの子たちは本当に虹の橋のたもとで私たちを待っていてくれるだろうかと、ふと改めて考えさせられてしまう作品でした。穏やかな筆致の中に、人間の都合で動いている社会への鋭い指摘があり、ついつい我が家の二匹(ゴッホとはなこ)を抱きしめたくなってしまうことが何度もありました。本当に楽しい、それでいて人間一辺倒な世の中の仕組みの傲慢さに気づくことのできた作品でした。有難うございました。
ところで、これは書評とは無関係ですが、そして、もしかしたら出版後に気づいていらっしゃるかもしれませんが、一応指摘をさせていただきます。112ページの10行目の「サユリさん」は「サヨリさん」の間違いかなと思います。
|  |
|