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わが子を医学部に入れる
著者名:小林公夫

2016-01-09 babelさん 東京都
我が家はサラリーマン家庭で、一人娘を医学部に入れています。もともと国立狙いでしたが、前期後期とも残念な結果に終わり、私立医学部に進学させました。浪人は考えておらず、とにかく現役で、家から通える大学に合格することを目標としておりましたので、満足な結果といえます。学費はほぼ実家に出してもらっています。年に2回ほど行われる父母会に参加すると、医師の御家庭がほとんどですが、我が家のようなサラリーマン家庭も何人かいます。決して少ない数字ではないのに最初は驚きました。しかもそうした家庭のお子さんはほぼ現役で成績も良かったりします。教授方からも歓迎されているようです。恐らく国試を考えて、大学側も優秀な学生を確保したいのだと思います。全体的に著者の方はよく調べて書いてあるなと思いました。附属高校からの内部進学(推薦)の数字は、娘の大学に関しては間違っていますが、このあたりを差し引いても、これから医学部を目指される一般家庭の方には、大変参考になる著書だと思いました。

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