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ジャンル・タイトル・著者名
文芸書(文庫を除く)
赤へ
著者名:井上荒野

2016-08-21 かふうさん 秋田県
井上荒野さんの本が好きだ。とにかく文章が潔い。
今回は、「赤へ」というタイトルに惹かれたのだが、まず表紙の次の扉の絵が恐ろしい、人間のようなバケモノのような盛り上がりを感じた。隠そうにも隠せない人間の持つオソロシサが噴出している。

この本の中で、
「逃げる」という作品が特に好きだ。
幸福とは程遠い、破滅に向かうラストの疾走感に、「いけいけ!」という妙な高揚感が出てきた。
 


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