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新書
生活保護の謎
著者名:武田知弘

2016-09-25 生活保護予備者さん 新潟県
 本書を通読。大変わかりやすい内容でした。これと併せ岩波新書の稲葉 剛氏の「生活保護から考える」を読んでおります。日本の政治家、政党は、将来的に激増する生活保護受給者予備軍を、政治的課題として真剣に取り上げていないように感じます。将来に希望を持てない国、という意識が国民の中に浸透すれば、国の存立自体が不安定になり、貧困者層から過激な行動に走る人も出てくる恐れもあります。(問題は「同一労働、同一賃金」だけで解決可能でしょうか。非正規者を低賃金に抑え、利益を出している企業が、社会的に制裁されるような法整備は可能でしょうか?)
 企業に利益が、また少数者に富が集中する場合、それを一定限度に抑え、富を配分する方策は、現在の資本主義では難しいところと思います。新しい経済理論が必要と思われますが、経済学者は何をしているのでしょうか。疑問に思います。本書の内容を、マスコミで大いに取り上げていただくよう、喧伝してください。いろいろ考える方々が出てくるものと思います。

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