ジャンル・タイトル・著者名
新書
教育費破産
著者名:安田賢治
2016-12-25 朱雀大路さん 兵庫県
今年の10月、待望の子供が授かった。明るい気持ちになった矢先、この本が目につき、読ませて頂いた。本書を読んで、親の子に対する期待が、教育費にかなり込められていると感じた。塾の講師をしている時、医者の息子で、本人は医者になりたくないのに、親の期待を一身に受けて医学部を目指して勉強を「させられている」子供のことを思い出した。教育費破産というショッキングな主題の裏には、親の独りよがりが招いた結果という側面もあるのではないだろうか。