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文芸書(文庫を除く)
また、桜の国で
著者名:須賀しのぶ

2017-02-11 阿部哲己さん 宮崎県
 ドイツとソ連にはさまれたポーランドの過酷な歴史と、人間の生きる哀しみ、醜さ、残酷さに胸をうたれる。ゲットーにとじこめられたユダヤ人の蜂起が、人間としての尊厳があるうちに死ぬためだったという。こんな厳しい中で日本人外交官が悩み苦しみながらポーランドの友人のために、自分に出来ることを考え活躍する姿は日本人として誇らしい。「外交とは、人を信じるところから始まる」という言葉が心に残る、多くの人に読んで欲しい名著です。

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