書評 投稿ページ
投稿閲覧
ジャンル・タイトル・著者名
新書
なぜ、残業はなくならないのか
著者名:常見陽平

2017-04-23 シンさん 愛知県
日々の仕事量は多く早く仕事をしているつもりでも定時に終わることがなく、日に日に帰るのが遅くなってしまうことは、体力的にも精神的にも良くない。
やむを得ない反面、残業は決して良くないことだと本書では示している。
明日から過度の残業をなくすよう意識して働くことを促す内容の本であり、現状の自分にそのまま当てはまる格好の読書であった。
電通の新入社員自死事件の詳細が書かれた項目は、心をひやりと刺すものがあった。サービス残業や過労は他人事ではなく、身近に存在する害であると自分の心に警笛を鳴らし、明日から行動を変え、希望のある社会に向かってアクションを起こしたい。

戻る