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国防音痴が、国を滅ぼす
著者名:豊田有恒

2017-09-23 寺田 秀雄さん 福岡県
当該書籍を読んで感心したことは、我が国がおかれている地政学的状況を歴史的視点から俯瞰し、国防の危うさを素人にも理解できるように、丁寧に説明してあることである。過去に日本国憲法の英語草案を読んだ小生としては、豊田先生の法制上からの危惧の念が手に取るように解りました。それにもまして、重要なことは、戦後教育の中で、日本史(国史)が自虐史観で塗り替えられ、それを今も継続して教えていることは忌々しき事である。この連鎖の環を断ち切れなければなりません。我が国を取り巻く周辺国4ヶ国は全て反日である現状を、良識あるマスコミや識者及び政治家はもっと国民に知らせるとともに、政府、特に外務省は世界に向けて我が国の正当性を声高に訴えるべきである。そして大学で地政学や軍事学をカリキュラムに入れるべきである。友好一辺倒では国は滅びます。

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