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文芸書(文庫を除く)
踊れぬ天使 佳代のキッチン
著者名:原 宏一

2017-12-16 ミラクルパンさん 福井県
最近、原宏一さんの本を読み始めました。佳代のキッチンは3冊読みました。ひとつの港町でのストーリーで一話なので気軽に読めます。何よりも佳代の人情あふれる行動と料理に惹かれています。佳代のキッチンでは、ただ面白いだけでしたが、女神めし、踊れぬ天使と読み進めるうちに佳代のファンになっていました。佳代は風来坊で強がっていますが、本当は寂しさを抱え不安でいっぱいだと思います。誰かの役に立っていると思うことで昼間は寂しさが紛れますが、孤独な夜は辛くないのかな。中学を卒業して弟和馬を育て上げ、両親を捜して旅する中で、どうやって幸せを掴めばいいのか、幸せが何かわからなくなっているのかもしれません。
女の子として地味で素敵です。佳代に素敵な彼氏ができて、ひとところに落ち着いて家庭を築いてほしいです。このままでは佳代が不憫です。放浪の両親のせいで落ち着いた家庭を知らない佳代に落ち着いた生活をしてほしいです。

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