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一般書籍(小説を除く)
変調「日本の古典」講義
著者名:内田 樹/安田 登

2017-12-30 藤田さん 東京都
能の話題から平家物語を始めとしたさまざまな古典へ、孔子、武道、身体性、甲骨文字、周、殷へと移り変わったかと思うとまた能へ。連想ゲームのようにどんどんと話題が広がっていき、それらが有機的につながりあって、最初から最後まで知的好奇心を刺激されっぱなしでした。こんなに興奮して読ませていただいた本は久しぶりです。すばらしい読書体験でした。能という芸能はあらすじを読んでも要領を得ないし、映像で見ても眠くなるばかりで近寄りがたい印象があったのですが、共身体性や鎮魂儀礼という視点から見るとまったく別物に見えてくるのがとても新鮮で驚きでしたし、非常に興味をそそられました。あとがきによれば、もっとボリュームのある本にできたとのこと。ぜひ続編、もしくはシリーズ化をお願いしたいです。ありがとうございました。

[編集部からのコメント]
ありがとうございます。続編の刊行を予定していますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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