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 | 新書 われらマスコミ渡世人 著者名:五木寛之/田原総一朗 | 
 | 2018-05-07 きたたけしさん 海外 五木氏というと蒼ざめた馬を見よ、さらばモスクワ愚連隊といった10代のときに読んだ著書をおもいだします。30年以上フランス・スペインといった海外に在住しているのも少なからず五木氏の著作の影響があるのかもしれません。昨年60歳のときに脳梗塞なり、あわや、死ぬところでした。意識がかすれていくなか、ぼんやりとした黄色く生暖かいものに引き込まれていくような感覚を経験しました。次の瞬間、無意識に左手で頬を叩いていました。死というものがいきなり身近に感じるようになった瞬間です。親鸞や蓮如、日蓮という日本仏教に偉大な足跡を残した僧侶の生き方にふれて力をもらいました。右手・右足が思うように動きません。気落ちしないように心がけながら、リハビリに励んでいる日々です。五木氏とはこの40年ほど接点がありませんでした。私にとっては人生の節目で落ち合う作家なのかな、と思わずにはいられません。
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