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文芸書(文庫を除く)
農ガール、農ライフ
著者名:垣谷美雨

2018-05-30 メリママさん 岐阜県
田舎で暮らしています。暇つぶしの小作農です。
田舎の問題をしっかり拾い上げてあって、頷きながら読ませていただきました.
農は草との闘い。有機は特に草のほか虫との闘い。人間はヴェジタリアンは受け入れられるのに虫は害虫として嫌われます。でも肉食虫(益虫)だけでは、成り立ちません。
土作りもしかり!微生物やバクテリアのお陰様で有機農業は成り立ちます。
50年大根を作っても、たった50回やっただけ。春と秋では別物という意見本当にうなずけます。
連作、隣の作物、気象条件、どれをとっても同じ条件はありません。
百姓は百年百作。一生勉強。
田舎の封鎖性、農の奥深さをテーマになさった次作をとても期待しています。

町暮らしの人には、理解できないことが、田舎にはいっぱいあります。
でも、生物としての日々があります。自然にうずもれた生活は、人と一言も会話しない日があっても、鳥や草やと、会話相手に困りません。むしろ、忙しいくらいです。
人間も虫も雑草も農作物も、みんな生き物。太陽、空気、大地が無ければ地球は死にます。なんでもお金を出せば、手に入ると思ったら大間違い!
ミツバチがいなくなったら、地球が食糧危機に陥ります。
自然と離れたところで暮らしている人たちに、もっと警鐘をならしてください。

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