書評 投稿ページ
投稿閲覧
ジャンル・タイトル・著者名
文芸書(文庫を除く)
ひと
著者名:小野寺史宜

2018-07-29 ぱとさんさん 東京都
 読んでいる間中、私は必ずと言っていいほど、登場人物の誰かになっていました。大抵の場合は聖輔君で、彼の感じ方に共感することが多かったように思います。「私もそう思うよ。」と何度心の中で話しかけたことか。
また、聖輔君の友人や大人の仲間達の同化?して聖輔君の姿勢や発言に感心しておりました(正直なところ、20歳の頃の私より聖輔君の方がずっと大人です)、
 基志さんや高瀬君も、全くの悪者キャラでなかったのが嬉しかったです(基志さんは、私としてはかなり評価は低いのですが、自分自身が50代になって、多少は人生の山や谷を経験した身としては、彼の気持ちも少しは分かる気がします)。
 読後感がとてもよかった1冊です。

戻る