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壬申の乱と関ヶ原の戦い
著者名:本郷和人

2018-11-02 A・Kさん 愛知県
基本が大事とわかっていても、つい退屈に感じてしまう「そもそも論」。でもそこからだから見えてくる壬申の乱と関ヶ原の戦いの関係は、一気に900年、400年余まりの時を飛び越えて、現代の私たちにまで迫ってきました。一つの国家が自然発生するわけはなく、ある時、ある意思によって、様々な紆余曲折を経ながら形作られてきたのだということにも、今更ながら気づかされました。歴史の醍醐味はこういう点にこそあるのだろうと、つくづく思います。

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