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新書
同性婚
著者名:南 和行

2019-01-07 miyuさん 東京都
5歳の息子が寝しなに「保育園でAちゃんとBちゃんが結婚したいって言ってた。変だよねー」と言う。そーねと言うべきかと一瞬迷いつつ「変じゃないよ、好きな人とするのが結婚だよ。君も男としてもいいんだよ」と私が返すと、頭が混乱し泣く息子。男と女じゃないと子供ができない。保育園にはそんなパパとママはいない…。

とは言え、私も同性婚については何もしらない。
夫婦別姓のトピックで事実婚は色々法的に不都合があるらしいというのを知ってるくらい。

・・・という事で本書を読みました。
お2人の事、お母様の葛藤、同性婚の理解が不足していることによる不都合、さらに日本国憲法と同性婚について。憲法24条と同性婚についての章ではなぜか涙がでました。
なぜかしら?当時、国民の幸を願い憲法に込めた思い…を垣間見たからかも。そして、政府好みの生き方ができない人への思いからか。

非常に冷静に学ぶことができる良書でした。


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