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 | 文芸書(文庫を除く) K2 復活のソロ 著者名:笹本 稜平 | 
 | 2019-07-20 孤高 岳さん 京都府 ドドーンと地響きと共に流れる雪氷の情景が私には目に浮かびます。今年春、北アルプス槍ヶ岳飛騨沢登山中に間一髪で雪崩れを回避した時のことを・・・。本書にはそう言った臨場感が溢れています。まるで自身の登山のバリエーションルートで行き詰まった時のビバークと重なり、私が岩壁に挑んでいるかのように本書に引き込まれていきます。また、パートナーの遭難死を受け入れる難しさは、ソロクライマーの主人公和志の心情として非常によくわかりやすく、磯村をはじめとする周りのサポート人との環境は登山を越えた人としての生き方を上手く見出しているのではないかと思います。
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