ジャンル・タイトル・著者名
文芸書(文庫を除く)
まち
著者名:小野寺 史宜
2020-01-08 にいがた酒男さん 新潟県
主人公はじめ、周りの人もどちらかというと不幸というか気の毒な境遇である。それを跳ね返して生きるという大それたものでなく、真っ直ぐ生きているところに共感し、読んでいくうちに温かい気持ちになる。主人公のトラウマを乗り越えたうえでの決断には勇気を感じるとともに拍手を送りたくなった。前作もそうだが、平凡に生きている人への著者の優しさを感じる。