|
 | 一般書籍(小説を除く) 大計なき国家・日本の末路 著者名:クライン孝子 | 
 | 2009-10-20 mb06081945さん 海外 非常に読み易く、かつ興味深い内容で、1日半で読み切った。私自身、欧州在住で外から日本を眺めていると、時々歯痒く心配になるが、今や欧州の盟主たるドイツ在住で、かの国を深くご存知のクライン先生は、更に強くお感じになるのだろう。拝読して、まず、ドイツが今に至る迄には、日本以上に過酷な歴史を経なければならなかった事、シベリア抑留の事や、未だに、第一次世界大戦の賠償金を支払い続けているのを初めて知った。その中で、経済復興だけでなく、諜報機関を堅持し、国軍を再生し、自主憲法も制定、教育には連合国側に口を挟ませなかったドイツのしたたかさには感服する。それだけではなく、今やリスボン条約も批准されて、EU共同体は連邦制に又一歩近づき、欧州人にとってドイツは頼りになる存在だ。これは日本が学ばなければならない最大の課題だと思う。
|  |
|