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なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか
著者名:加瀬英明/ヘンリー・S・ストークス

2020-01-25 薄井 誠さん 神奈川県
キリスト教的世界観と白人優越主義を有する西欧列強が、世界を自分達の支配下に植民地として組み込んでいった数百年間の最後の方に日本にも「波」が訪れた。現在でも白人が有色人種を下に見る価値観は無くなっていないように思う時があるが、ペリー来航から第二次世界大戦の頃は、その傲慢さぶりはいかばかりであったろうかに思いを馳せると、改めて「波」は津波であったことが分かる。これまで歴史の教科書では学ぶことの無かった事実を知ることができたことは大変有意義であった。またアジア諸国が戦後独立を果たすきっかけを日本が作っていたことも知ることができたのは貴重であった。コミュニケーション手段が飛躍的に発達した現代、江戸時代のように孤高を保つことは不可能な時代における自国の価値を改めて考えていきたいと思えた。

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