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 | 文芸書(文庫を除く) 遠い他国でひょんと死ぬるや 著者名:宮内悠介 | 
 | 2020-02-05 池宮寛子さん 大阪府 『あとは野となれ大和撫子』を読み、宮内悠介さんという作家に興味をもち、『盤上の夜』で衝撃を受け、宮内悠介さんの本を読み漁ろうと思い、この本『遠い他国でひょんと死ぬるや』を読み始めました。
日本に住むということは戦争を遠く感じて、現実味がない。どこか他人事のような感覚が自分でも抜けきらない。
自ら戦争というものを、過去に遺してきたものに目を向け触れようとしなければ、と思わされました。でも、重い暗いテーマになりがちなことを、登場人物がいきいきと輝いてて、その時代、いまの時代を生きていて、会話のテンポや内容にもユーモアがあって、さらっと恋愛が伏線にあって、読んだ後に沈みこまずに、「一人でも誰かに必要とされることは生きる力になる」と気づかされました。
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