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中韓が繰り返す「反日」歴史戦を暴く
著者名:ケント・ギルバート

2020-03-15 太田の★さん 群馬県
中共という視点からの各指摘については、中国で一定期間を過ごしたことのある人にとっては、感じうるところが多くあると思う。特に、共産党員の独裁ピラミッドの下に、自由経済・資本主義の取り込んで、世界の資本主義・自由主義にうまく食い込み、経済面でのその存在感、影響力を拡大し、軍事面でも、その力を拡大している流れは、否定できない事実と感じる。この流れの中で、対中共・抑止力という点で、現状の自衛隊の立場の中途半端さと経済支援以外での日本の孤立感は否めないと感じた。自衛隊の軍隊としての立場の明確化、自由と民主主義に根差す国々の自立した維持と同盟関係は、大変重要なことと感じた。『憲法改正=悪』というパラダイムは、この本をもって自由に議論すれば払拭できると楽観した。

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