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ジャンル・タイトル・著者名
文芸書(文庫を除く)
まち
著者名:小野寺 史宜

2020-06-25 はるひろさん 福島県
「ひと」から一頻り時が経ちコロナ禍からやっとの図書館解禁で、さて何を予約入れようか。そうだ、「まち」が読みたいと思った。経済に不安を覚えながら商売をするなか、何か優しい気持ちにさせてくれるものが読みたかった。
得意ではない人付き合いが自分を堅くさせているのは感じている。
瞬一のものの感じ方を文章で体感すると、無理しなくていいんだ。嘘はつかなくていいんだと、とても心が楽になる。今回も期待通りだった。
無理に何かにならなくても背伸びをしなくても自分のペースで生きることが自分を大事にしていることなのかもしれない。
私の姉は鬱病だ。
瞬一に会わせてあげたいと真剣に思ってしまう。
彼なら姉の目を偏見のない無垢な気持ちで見てくれるかもしれないと。
姉の、友達になってくれるかもしれない、などと期待してしまう。
たくさんの人に読んで欲しい優しい一冊だった。
ありがとうございました。











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