2009-11-14 馬場信一さん 茨城県 ヒトラーが政権奪取後、失業問題解決のためアウトバーン建設などの公共事業を推進し、労働者大衆向け自家用車「カブトムシ」の製造を命令していたことは驚きでした。ヒトラー自身が青年時代の困窮を身にしみて経験したとはいえ、生活困窮者への援助を真っ先に実施することにより、消費を拡大させドイツ経済をいち早く回復させた手腕は天才的なものであった。ユダヤ人虐殺がどうしても先入観から消えないナチスヒトラーのイメージとはかけ離れた経済的施策は、ドイツの一般大衆にとってはまさに善政であり、当時としては十分に支持するに足る国家リーダーであったことが理解出来ました。
既存の概念を打ち砕く人物像を史実をもって記述したものは読み応えがありました。今後も、このような企画をお願いします。
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