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ジャンル・タイトル・著者名
文芸書(文庫を除く)
まち
著者名:小野寺 史宜

2020-08-30 水流聡子さん 鹿児島県
 悲しい記憶を抱えながらも、まっすぐ一歩ずつ進む瞬一の言動に心があたたまります。人を育てるのは、やはり原風景であり、そして深い愛だと感じます。最近の若者、大人も含め、こんなふうに純粋に、そして軽やかに邪念なく生きていっている人はどれほどいるのだろうと感じます。
 「ひと」もそうでしたが、どうしても「本」の中の世界とは思えないナチュラルさが、心に深く踏み込んでくる感じがとても好きです。
 読後の心地よさがたまりません。たくさんの若者に読んでもらいたいと願います。

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