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文芸書(文庫を除く)
われ清盛にあらず
著者名:若木 未生

2020-10-29 尚さん 大阪府
若木未生さんの小説だ、まさしく。なんとまぶしい物語か。清盛を日輪とし、自らは真昼の月でいたいと望む頼盛。真昼でも太陽に負けず存在しているのに、真昼の月は。それと気づかず望んでいたのだろうか、知っていて月たらんとしたのか。清盛も頼盛も祇王も、あきつも。主要な登場人物たちの、なんとまぶしいこと。この小説を読む数日前に、祇王寺を訪れた。祇王が登場するとは知らなかったから、読んで、奇妙な縁を感じた。

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