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マイナスの効用 不安の時代を生きる技法
著者名:五木 寛之

2020-11-23 神恩感謝さん 兵庫県
 著者の「大河の一滴」と言われるように大きな流れからすると今のコロナ禍は、人の生き方を試されているように思われる。
 8つの力に転じる考え方は、これまでの多くの著書にも書かれていた。しかしながらコロナにより、現実の社会いや世界が一変してしまったのも事実である。
 目まぐるしく変わろうとしている現代にあって目先のことだけにとらわれないで今を生きていくことに意味があるように感じた。
『悲しみの効用』から9年が過ぎ著者の改めて奥深い生きる技法に感銘した。


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