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ジャンル・タイトル・著者名
文芸書(文庫を除く)
まち
著者名:小野寺 史宜

2020-11-25 乳酸菌さん 千葉県
小野寺史宣先生の作品は、温かくなる作品が多い。
そして、読み終わると必ず「誰かと関わりたくなる」気持ちにさせてくれるものだ。
 私自身、最近関東に引っ越しをし、主人公のように職を探し日雇いの仕事をしている。共感性がある中でやはり先生の描く主人公の性格の軸がとても強くあり、励まされることや考えさせられることが多い。地理間関係もしっかりと丁寧に仕込まれ、人物の名前が特徴的で面白いのも魅力の1つである。
 人の優しさ、性格、強さ、生き方が読みやすい文章になっている為すらすら読めてしまう。異性に対する主人公の「好き」の安売りもなく綺麗に心が描かれているため、読んでいてもっと周りを。そして自分を大切にしようと思わせてくれる作品だった。


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