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新書
百田尚樹の日本国憲法
著者名:百田 尚樹

2020-12-22 三ツ森 正人さん 兵庫県
百田先生の本を読ませていただくのは「日本国紀」に次いで二冊目です。わが国の周辺地域の状況からして、この「百田尚樹の日本国憲法」はまさにこの時期、当を得たものだと思います。本書が前著を上回る販売数であることを期待しています。内容については「日本国紀」と同じく、分かり易く読み易い。我が国の憲法改正は”字句の訂正”どころか、”文法の誤り”すら訂正できない状態です。本当にアメリカが守ってくれるかの保障もないのにである。ある意味”異常”と言えます。先生の書かれておられることは、単に憲法自体のみに特化して書かれておらず、第三章の「この国はどうやって守られてきたか」の内容を見ると、歴史的にみても”抑止力というものがどういうものか”ということを改めて考えさせられます。また、”非武装中立・ルクセンプルクの失敗”例、永世中立国でありながら”武装中立・スイスの戦略”の現在までの成功例も分かり易く説明されています。本書は憲法改正に反対されている方々は当然のこと、賛成されている方々も一度手に取って読んでいただきたいと思います。


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